うつと睡眠、あるいはうつ状態と睡眠は深い関係にあるようです。
うつでは睡眠が十分にとれない。
あるいは睡眠不足だとうつ状態になる。
ということは経験的にも容易に想像できると思います。
うつになるなとか睡眠を十分に取れとか周りで言うのは簡単ですが、当人にとっては大問題であることを健康な人は気づきません。
このことがうつと睡眠の問題の解決を複雑にしているという側面もあるようです。
うつで睡眠が十分にとれていないことを周囲が分かってくれないことが、本人のうつ状態を加速し、睡眠不足になるという悪循環がしばしば起こっているようです。
うつや睡眠の研究が進もうとも、睡眠の質と快眠、熟睡はあくまでも本人の問題であり、睡眠不足を感じている限り不健康な状態を改善するのは困難です。
うつの睡眠は、健全な睡眠ではないという考え方もあるようです。もともと睡眠とは、記憶や精神活動を統合し、制御しやすいいわばアクセスしやすいように脳の中を整理する意味合いがあるので、抑うつされたり憂鬱な状態であったりすると健全な睡眠になりにくいのかもしれません。
うつなのに睡眠十分ということはありえないでしょう。
現実逃避的に、布団の中に長時間いたり、起きたいけれども起きれない状態のうつと睡眠との関係はやはり良くないようで、睡眠不足でも睡眠過多でもうつとの相関が高まるという研究もあります。
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睡眠の不思議
睡眠のメカニズムは、すでにいろいろなことが分かってきています。たとえば睡眠を取り上げる、いわゆる断眠を強制すると衰弱して死んでしまうことが動物実験では分かっています。また睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、レム睡眠の間には記憶の整理・統合が行われており、それが私たちの同一性を維持する元になるほか、個々の記憶の間にゆるいつながりを作ることで創造力の源を生み出していることなどです。しかし、うつと睡眠に関係があるらしいことは確かなものの詳しいことはまだまだ分かっていないようです。
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2010年07月29日
うつの睡眠は、やはり問題
posted by うつと睡眠 at 10:46| 日記